茶巾寿司の由来
趣味から創作した風雅な茶巾寿司の始まりは、伏見宮家で大正年間の或る日、茶の湯の催しをなさいました折、その頃宮家御膳所包丁人として奉職中の私(創業者、小原義太郎)は、別に献立の整うた様式でなく、茶味あるものをと調理を工案し、饗し上げましたら、お客様から、中々結構と賞美され、その節、宮殿下から製品そのもの、色や姿から、茶巾の名を賜った由緒深いのが、茶巾寿司の始まりで御座います。
※創業当時の有職のパンフレットより抜粋
趣味から創作した風雅な茶巾寿司の始まりは、伏見宮家で大正年間の或る日、茶の湯の催しをなさいました折、その頃宮家御膳所包丁人として奉職中の私(創業者、小原義太郎)は、別に献立の整うた様式でなく、茶味あるものをと調理を工案し、饗し上げましたら、お客様から、中々結構と賞美され、その節、宮殿下から製品そのもの、色や姿から、茶巾の名を賜った由緒深いのが、茶巾寿司の始まりで御座います。